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原澤幸治「彫金作品と道具展」へ


 大和市のやまぼうしで開催された原澤幸治彫金作品と道具展に行って来ました。

先生の3年振りの個展です。夏頃に個展開催の予定があることを知り、非常に楽しみにしていました。 フロアに並ぶ作品に高揚。生徒さん他多数来られていました。

鉄と銀を組み合わせた作品の数々。

 先生は鉄を好まれて、多くの作品に使われています。鉄とシルバー、又色金の象嵌を施した品もありました。

この作品を展示しているテーブルも先生が制作された鉄製テーブルです。鉄のチェアーも前回の個展で拝見しましたが昨年に売れたそうです。

 鉄のバッグは今まで7点作られています。中央の宝石を下へ動かすと固定がリリースされ、ラッチがバネで跳ね上がるギミックです。中のバネも自作されています。

 ルースが留まった円柱型シルバーのリングケース。

4種類、各々異なった開閉方式になっていました。遊び心とそれを表現する技術がありました。ギミックのある宝箱等を見るとテンションがあがります。 先生は「結婚指輪等を入れて渡すと―」と仰っておりました。中に入れる品のプレッシャーが半端じゃないです…。

デザインフェスタでも出品されていた彫金道具。

並んだ鈍色の道具、芸術的な雰囲気があります。 新品の金床の付いた木台が一万円でした。安い…。私の金床は焼きいれが甘く傷だらけなので鍛金用のかなづちとセットでほしいところですが、本日は目当ての品があるのでガマン。

 自身が未だ初級であることを痛感すると共に制作の意欲を刺激されました。現在3作目の打ち出し課題を製作中です。ずっとやりたかった鏨作りと彫りが次の課題なので早く完成させたいところ。

 本日の購入は鉄とシルバーのリング。デザインも先生らしさが強く感じらる作品。

私にとって強い思い入れのある作品です。後日に記事をアップしようと思います。

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